小上がり和室のメリットとデメリットとは?作る時のポイントはコレ!

こんにちは。&LIFEの澤村です。
先日、オーナー様のお家に行く機会がありました。平屋のおしゃれなお家で、LDK横に設けられていたのが「小上がり和室」。奥様に話を聞いてみると「親が遊びに来た時のために和室を設けたくて、インスタグラムで見た小上がり和室を作ることにしました」とのこと。
最近SNSにも多く取り上げられている小上がり和室。気になっている方も多いのではないでしょうか?
小上がり和室とは床から一定の高さを設けて作られた和室のこと。一般的にリビングに併設されます。
今回は、そんな小上がり和室のメリットとデメリット、作る時のポイントをご紹介します。
小上がり和室のメリット3つ
①段差に座ってくつろげる
段差の部分を「ベンチ」のように使うことができます。親戚や友人が遊びに来た時もここに腰掛けてもらうことができるので、慌てて椅子を準備したり、といったこともありません。また地べたに座るよりも目線が高くなるので、テレビが見やすくなるというメリットもあります。
②収納が増える
段差の部分を収納スペースとして活用することができます。住んでいると生活用品や洋服って増えていきますよね…?あらかじめ収納スペースを設けておくと、後から収納ケースを買い足すことも、新たに収納場所を確保することもありません!スッキリと片づけることができますね。
③立体感がうまれる
高低差ができることで空間に立体感や奥行きが生まれます。デザイン性の高い部屋を実現することができます。
小上がり和室のデメリット3つ
①小さなお子さんは注意が必要
昼寝をしていた赤ちゃんが落ちてケガをしたり、走り回るお子さんがつまづいて転んでしまう危険性があります。高い段差ではなくても、注意が必要です。
②バリアフリーに向かない
足腰が弱くなってしまったときは段差を上るのも一苦労に。そのうち、小上がり和室自体を使わなくなってしまう可能性も考えられます。また、もしも介護が必要になった場合はこの段差を不便に感じてしまうかもしれません。将来のためにも段差の高さは事前に考えておきましょう。
③狭く感じてしまうかも
段差を設けることで部屋全体に立体感を出すことができますが、逆に天井が低くなるため狭く感じてしまう可能性もあります。リビングの広さ、和室の場所、天井の高さによって対応できますので、ぜひ担当者にご相談ください。
小上がり和室を作る時のポイント
■段差は30~40㎝がオススメ
段差10㎝だと、つまづいてしまう可能性が高いです。小指だけ打って激痛が…ということは避けたいところです。
段差20㎝は、一般的な階段の高さ。上り下りがしやすい高さですが、収納部分が狭く使いづらいです。
段差30㎝~40㎝は、立ち座りがしやすい高さ。収納も十分にとれますので、小上がり和室の高さには適しているかと思います。
段差50㎝~だと座るには少し高くなりますし、天井も低くなるためオススメしません。
小上がり和室を作る時は、30~40㎝の段差で検討してみてください。
■どんな時に使うかを考えておく
せっかく小上がり和室を設けたのに普段の生活であまり使わないというのはかなりもったいないことですよね?ただ何となく設けるのではなく、事前に「どんな時に使うために作るのか」を考えておくことをオススメします。
例えば
☑親や友人が来た時の応接場所として
☑子供が遊べる場所に
☑寝っ転がってテレビが見れるように
etc…
小上がり和室の用途を前もって考えておくことで、設ける場所や収納の有無など検討することができます。
まとめ
いかがでしたか?
小上がり和室のメリット
①段差に座ってくつろげる
②収納が増える
③立体感がうまれる
小上がり和室のデメリット
①小さなお子さんは注意が必要
②バリアフリーに向かない
③狭く感じてしまうかも
小上がり和室を作る時のポイント
・段差は30~40㎝がオススメ
・どんな時に使うかを考えておく
小上がり和室を設けたいけど、どんな間取りにしたらいいのか分からない…という方は、ぜひ一度プロに相談してみることをオススメします。
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