【土地選びでチェックしてほしい用途地域!】閑静な場所に住みたいあなたにおすすめの用途地域はココ!そのメリットとデメリットとは?

こんにちは。&LIFE(アンドライフ)の澤村です!
マイホームを建てるとき、どんな家にするかはもちろんですが、どの地域に建てるかも迷いますよね?実は家づくりで「土地が決まらない…」と悩んでいる方って、意外と多いんです。
どんな地域に住みたいかあらかじめイメージできていると、土地探しもスムーズかもしれませんね。
例えば、
☑マンションよりも戸建が多く並んでいる地域がいい
☑コンビニがすぐ近くにある環境がいい
☑買い物が好きだからショッピングモールの近くに住みたい
etc…
このように住みたい環境をイメージしたあと、実際に土地を選ぶ時には、「用途地域」をチェックするのをおすすめしています。住宅会社のチラシなどに書かれているんですが、見たことはありますか?
この「用途地域」を知っていると、「この地域は我が家には合わないな…」とか「この環境気になるから見てみよう!」など、土地を探すうえで判断材料にもなるんです。
でも「用途地域」と言われても、「何それ…?」って感じですよね?笑
そこで今回は、土地選びにおいてとても参考になる「用途地域」についてご紹介します。
まずは概要から。
そもそも土地は「都市計画法」という規則にのっとって決められています。
都市計画法とは?
家はどこにでも建てられるわけではありません。健全で秩序ある都市をつくるために「都市計画法」という決まりがあって、これにより一定の制限を受けます。
また、一定の要件を満たす地域を「都市計画区域」と定めており、これはさらに「市街化区域」と「市街化調整区域」「非線引き区域」に分かれます。
図に表すとこのような感じです。
↓↓
この中で家を建てることができるのは「市街化区域」です。そしてこの区域もさらに細かく分かれています。
この細かく分けられた地域を「用途地域」といい、地域ごとに建物の用途や規模を規制しています。
簡単に言うと、「この土地は、指定した用途でのみ使ってください」と指定した地域のこと。
この用途地域は、土地を選ぶ際の目安にもなるので、知っておくとかなり便利ですよ!
用途地域とは?
用途地域は「住居系」「商業系」「工業系」の3種類に分かれます。
■住居系:戸建も多く子育てしやすい環境
■商業系:お店が多くて便利
■工業系:工場などが多く働きやすい
さらにここから住居系は8つ、商業系は2つ、工業系は3つに細かくなります。
≪住居系≫
①第一種低層住宅専用地域
②第二種低層住宅専用地域
③第一種中高層住宅専用地域
④第二種中高層住宅専用地域
⑤第一種住居地域
⑥第二種住居地域
⑦田園住居地域
⑧準住居地域
≪商業系≫
⑨近隣商業地域
⑩商業地域
≪工業系≫
⑪準工業地域
⑫工業地域
⑬工業専用地域
下にいくほど、規制はゆるくなります。つまりいろんな建物を建てることができるということ。
ちなみに、⑬工業専用地域だけは住宅を建てることはできません。①~⑫の地域には住宅を建てることが可能です。
今回はこの13の地域の中で、一番規制が厳しい「①第一種低層住宅専用地域」のメリットとデメリットをご紹介します。
第一種低層住宅専用地域のメリットとデメリット
第一種低層住宅専用地域とは、「低層住宅の良好な環境を守るための地域」と定義付けされた用途地域の1つ。住宅会社のチラシには「一低」と省略されて書かれていることが多いです。
■建築できるもの
住宅、小学校、中学校、高校、図書館、幼稚園、老人ホーム、銭湯、診療所など。生活していくうえで最低限必要だと考えられるものは建築が可能です。
■建築できないもの
大学、専門学校、病院、自動車学校、ホテル、カラオケ、事務所など。3階建てより高い建物は基本的に建設できません。
≪メリット≫
建てられる建物の高さが制限されているので、日当たりのいい環境が整っています。また、静かで落ち着いた地域です。
安心した環境で子育てがしたい、老後ゆっくり静かに過ごしたいという方にはおすすめの地域です。
≪デメリット≫
スーパーやショッピングモールなどの施設が周辺にないため、利便性が低いのがデメリットとして挙げられます。ちょっとした買い物でも、わざわざ車を使わなければいけないといったこともあり得ますので、事前に確認しておきましょう。
ライフスタイルに合わせて土地を選ぼう!
用途地域が何なのか知っているだけでも、広告を見て自分で土地を探すことは可能です。でも自力で探すのも限界がありますよね?
もっと細かく土地情報を知りたい時は、住宅会社にご相談くださいね。
熊本市北区にある&LIFE(アンドライフ)では土地探しのサポートも無料で行っています。
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