【土地の権利形態】土地の所有権と借地権の違いとは?結局どっちがいいの?

突然ですが、不動産情報の広告で「土地の権利形態」をチェックしていますか?

土地の権利形態には「所有権」と「借地権」があり、それぞれ土地を利用できる権利になります。

2つの違いは「その土地の利用できる範囲」と「かかる金額」。

この2つを理解しておかないと、後から思わぬ出費が発生したり、土地を貸し出したいときにできない可能性があります。

今回は、土地を買う前に知っておきたい「土地の所有権と借地権」についてご紹介します。

 

 

「土地の権利形態:所有権」メリットとデメリットとは?

土地の所有権とは、「土地の全てを所有することができる権利がありますよ」ということ。

■メリット

①土地の売買や貸出が自由

所有権をもっていると、その土地の全権を有することになるので、自由に売買したり、土地を貸したりすることができます。

②毎月の地代が不要

自らが地主になるため、土地を借りて利用するときのように地代を払う必要はありません。

③住宅ローンが組みやすい

住宅ローンを組む際に土地に抵当権を設定できます。自らの土地を担保に入れることができるため、住宅ローンも組みやすくなります。

 

■デメリット

①毎年、固定資産税がかかる

不動産を所有していると毎年、固定資産税を払わなければいけません。

固定資産税についてはこちら
↓↓
【土地や建物を保有しているとかかる税金:固定資産税】固定資産税の概要と計算方法とは?○○を満たすと税額が半分に!?

 

 

「土地の権利形態:借地権」メリットとデメリットとは?


土地の借地権とは「土地の一時的な所有者になりますよ」ということ。


■メリット

①安く土地を買うことができる

所有権の場合と比べると、6割~7割程度の価格で購入することができます。

これは土地自体を購入しているわけではなく、あくまでも土地の上に建築できる権利のみを購入しているから。また、契約期間を定めたりするため低コストで済みます。

②土地の税金がかからない

土地の税金は地主にかかるので、借地権の土地を買った場合は税金はかかりません。そのためどんなに資産価値の高い土地でも、税負担をしなくて済みます。

 

■デメリット

①土地を自由に売買・貸出できない

借地権は土地の上に建築して利用する権利なので、これ以外の方法で利用することはできません。同じ土地での家の建て替えやリフォーム、リノベーションをする際にも地主さんに相談することが必要になります。

②地主に地代を支払わなければならない

借地権は地主さんから土地を借りている状態。言わば賃貸と同じような感じです。そのため、地主に対して毎月支払いをしなければいけません。

 

 

結局どっちがいいの…?


土地の権利形態は、「所有権」がいいのか「借地権」がいいのかは購入者によります。


土地をどのように利用するのかを考えて購入するようにしましょう。

熊本市の&LIFE(アンドライフ)では、土地のご相談も受け付けています。

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