光熱費を削減するために欠かせない「断熱材」のこと

年々、「夏」が長くなったな~と感じませんか?気付けば5月から半袖を着るようになりましたし、10月でも30度前後と高い気温…。冷房をつける頻度も確実に多くなったように感じます。
そうなると気になってくるのが「光熱費」。できるだけ光熱費をおさえて、無駄な支出を減らしていきたいですよね。
でも実はこの光熱費、家づくりの段階から考えなければいけないって知っていましたか?
多くの方が住み始めてから「光熱費、節約しなきゃ…!」と我慢する生活をしがちなんですが、実は家の「断熱材」でも大きく変わってくるんです。
そこで今回は、光熱費と大きく関わってくる「断熱材」についてご紹介します。
どうして「断熱材」で光熱費が変わるの?
そもそも断熱材とは、「熱の伝わりを断つ材料」のこと。
・外の空気や熱が中に入ること
・中の空気や熱が外にでていくこと
断熱材はこの2つを防ぐことができるので、部屋の中の温度が安定させることができます。
室内の温度が安定することで、エアコンをつけたときに稼働率が低くなり、光熱費をおさえることが可能になるんです。
また、この熱の伝わりやすさは「熱伝導率」の数値を見ると分かります。「熱伝導率が低ければ低いほど、断熱性が高い」ということです。熱伝導率の低いしっかりとした断熱材を選ぶことで、今後の出費も大きく変わりますよ!
断熱材の種類は?
一概に「断熱材」と言っても、さまざまな種類があります。大きく分けてこの3タイプ。
①繊維系
代表的なのは
・「ロックウール」:玄武岩などを溶かして、繊維状に加工して使うもの。
・「グラスウール」:ガラスを溶かして、繊維状に加工して使うもの。
繊維系のものは建築現場でカットして、壁などの必要箇所に埋め込んでいきます。なので、職人の技術力によって仕上がりが左右されます。
また、コストが低く燃えにくいというのが特徴ですが、湿気に弱いというデメリットもあります。
②天然素材系
無添加の自然素材を利用した断熱材。高価なものが多く、コストがかなりかかります。
「炭化コルク」:ワインのコルク栓を作るときに出たものを利用
「ウールブレス」:羊毛に防虫加工を施したもの
などが挙げられます。
③発砲プラスチック系
プラスチックを発泡させて気泡にし、壁などに吹き付けて使うもの。
隙間がほとんどできないのが特徴で、結露も防ぎ湿気が起こりにくくなります。よって、劣化しづらく高い断熱性能をキープすることも可能になります。
代表的なのは「硬質ウレタンフォーム」です。
どれがいいですか?
光熱費をおさえるために「断熱材」が大切ということはお分かりいただけましたか?
これから年々、高い気温の日が続くかと思います。エアコンを使う機会も増えると思うので、家全体の断熱性能をアップさせるためにも、「断熱材」にはこだわっていきましょう!
また、断熱材の③発泡プラスチック系「硬質ウレタンフォーム」は、熊本市北区のアンドライフでも採用しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
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